廃墟に咲く花

□おまけ
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更新で載せてたものを置きました。


廃墟メンツで雑談修正あり



自称神「いや〜終わっちったね。」
主人公「あんたほとんど出番なかったよなぁ。」
自称神「う、それは。」
主人公「まぁ、最初ここに放り込まれたとき相当あんたのこと恨んだけど…そのおかげで猫と出会えたし。」
椅子「俺は?」
主人公「エレベーターさんという素敵紳士とも出会えたしなぁ。あの人の擬人化が見たかったな。きっと素敵な紳士なんだろうなぁ。」

鏡「僕たちの出番はあまりなかったよね。」
シャワーヘッド「メインにするつもりがモブになってしまったと管理人が嘆いてたぜ。ほんとだよ、まったく。」

マスク「まぁ、あんたたちは出番なんて必要なくてよかったじゃない。あたしはもっと主人公ちゃんといたかったけどね。」

主人公「こっちくんな。」
椅子「おじさんももう少し心を開いてくれたら、特にあっちの方も」
主人公「黙れセクハラ椅子。」

ざくっ

椅子「ぐ、この背中に突き刺さる痛いものは…」


椅子は倒れる。その背中には見慣れた出刃包丁が刺さっている。


猫「やぁ、」

主人公「猫!!」

マスク「げ、ちょっとあんたこっちに」

マスクは猫に背中を蹴られる。

鏡&ヘッド「「ひ、」」


鏡は割られ、ヘッドは折られた。


自称神「こらこら、猫くんおイタはそこまでで…え?」

猫「やぁ神さま?」

自称神「あ、ああ。」


猫は自称神の頭に蹴りを落とした。


残ったのは死体たち。


椅子「いや、死んでないよ」
マスク「う、」

主人公「猫、その辺でいいよ。」
猫「違うよ僕は廃棄しただけさ。」

エレベーター紳士「ほほっ、猫も好きな人ができたんだね。」
主人公「え、エレベーターさん!?」
エレベーター紳士「猫をよろしく頼むよ。この子は少しめんどくさい子だからね。」

猫「めんどくないよ。」
紳士「あまり女性に血を見せるんじゃないよ。」

主人公「なんか親子みたいですね猫とエレベーターさんって。」

猫「まさか。」
紳士「ああ、親子ではないが心配はしてるよ。」

猫「大事なのは君だけ。」

ぎゅっと主人公を抱きしめる猫。

主人公「う、ああ。ありがとう…。」


椅子たち「俺たちのこと忘れてない?」

自称神「まぁ、あの子が幸せならいいか。あ、猫くん蹴りはないよ。」

主人公「スカッとしたわ。ありがとな猫。」

猫「君のためなら自称神でも廃棄するよ。」

自称神「え?」



おわり



雑談


長い間、閲覧ありがとうございました。

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