彼女が小人になりました

□はじめて
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「あ、あのっ
俺の彼女になってください!!!」



『よ、よろしくおねがいします…』

















俺と名前が付き合ったのは先週。





キッカケは俺の一目惚れ…









はああ、あの告白…

今思い出してもドキドキしちゃうよ!!


恥ずかしい!!!



















『ふ、文貴、お待たせっ』


「名前!!会いたかった!」


『く、くっつかないでっ』




 



今日は部活がないから





初めて二人で帰れるんだ!








そんで、初めてのおうちデート…っ









今日のために昨日は遅くまで掃除しちゃって、ちょっと寝不足だったり…















「そんでさ!阿部がまた怒ってんのー!」

『アハハッ、文貴は阿部くんに怒られてばっかりだね〜』

「もーまいっちゃう!!


あ、あれだよ!俺んち!」








ピ、と指を指すと





名前は可愛いお家!って褒めてくれた













玄関のドアを開けてエスコート!



 




『お、おじゃまします!』

「うち、今誰もいないからゆっくりしていいよ〜」

『うんっ』

「俺の部屋、2階だよー」







俺が階段を上がると




後ろからトテトテと音を立てて付いて来る名前







ちょー、可愛いの!










「どぞ!なんもないけどね〜」


『おじゃましま〜す…!
あれ、意外と片付いてるんだね』


「ええっ!ドーユーコトー!?」


『へへっ文貴のことだから、もっと色々置きっぱなしなのかと思ってたの』







ニコニコと笑う名前。





もー、かぁいい!!!




でも失礼だ!









まるでいつも俺がダメダメみたいじゃん!















「あ、どこでも座っていいよ!」

『じゃあ、失礼します!』





名前はポスン、と俺のベッドへ腰掛けた。





ちょこんと座って周りをキョロキョロと身渡す名前が愛おしくて仕方ない










「あ、そーだ!
俺、お菓子とか持ってくるね!」


『おかまいなくっ』


「待ってて〜」





そう言って、部屋を出て1階へ降りる、






もう、舞い上がりそうな程嬉しいや〜








何しよっかな〜









どんな話しよっかな〜









初チュー…とかできちゃったりして〜!?







「ふひぃ…っ
お菓子っジュースっ」










ああああっ

ニヤケがとまんねーっ








 
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