短編

□どっち(榛名)
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『ねっねねねねっねっね!!!!ねえね!ね!ねーねねね!ねねねねねっねっねっねっねーーーえーねっ「ウゼェ!!!!!」


『だって元希かまってくれないんだもん』



「ジムリーダー倒したら構ってやるから待ってろよ」





そう言ってから結構経っている。





元希はいつまでもゲーム機とにらめっこ。


小学生かよ!!!







『ジムリーダーと私、どっちが大事なの!!』



「いや、ジムリーダーが大事なんじゃねえよ!
ジムバッチだよ、ジムバッチ(ドヤァ」


『は?私バッチに負けたの?病みそう』



「うわっ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!っはぁあ!?死んだ!!!!俺のピカチュウ!!!!!!コイツぜってー許さねェ!!!」


『ねえ、ピカチュウと私、どっちがかわい「ピカチュウ」…マジ病み』



「ッシャァアアアアア!!!!!ジムバッチゲット!!!!!!さすが俺!!!!!」





やっと終わった!と思って


元希に飛び乗る




『かまって!!!!!』


「寝る」


『OH!!!!!!!』





しがみついた私を振りほどき、



ベッドで寝転がる元希。






私は諦めずに元希の上に乗る









「重い降りろデブ」

『もう無理死んでも降りない』

「ハァー…」






次の瞬間、私と元希の位置は逆転していて、目の前に元希の顔があった




『元k…

「お前ちょっと黙れ、犯すぞ」

…ねえ、私、可愛い?好き?』


「…好きでも可愛くもなかったらこんなことしねぇし、

部屋にも入れねぇよ」




『…!!


じゃあピカチュウと私、どっちが可愛い!?』


「いや、それはピカチュウ」


『チョン切るぞゴルア!!』


「どこをだよ!怖ぇこと言ってんな!!」








まだまだピカチュウには勝てないみたいです







 

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