短編
□魔法(榛名)
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「で、お前はなにしてんの」
『ふっふふふ
私はいつもの名前ではないよ?
なんと今日は魔法少女になったのさアッハハハ!!!!!』
掃除中、ヒラヒラがいっぱい付いたピンクの魔女コスプレを発掘した私は
その場のノリで着用してみたのだ
「ブスがコスプレなんざしても可愛かぁねぇよ」
『呪うぞコラァ!!!』
「魔法少女じゃねぇのかよ」
『魔法少女&魔女的なアレだよ、ハーフ』
「いいように言ってんじゃねえよ
似合ってねえから早く脱げブス」
『チッチッチ
魔法少女になったからには魔法を使うまでは変身はとけないんだぜ』
「お前めんどくせえキャラになったな」
『そんな目をしないでおくれよ
とにかく願いを言ってご覧よ!サァ!』
うーんと考える素振りをする
「名前の胸がデカくなりますように」
『いや、ちょっとそれは
っていうか十分大きいはずなのだけれど』
「名前がパッド無しのDカップになりますように」
『ちょい、待たれよ青年、
パッドとはなんのことかね、さっぱり分からぬ』
「めんどくせえさっさと叶えやがれ」
『もっといいとこ願いなさいよ!!魔法少女怒るよ!?』
「ハァ、じゃ、名前が俺の█████を████して██████しながら███て、さらに█████して███████になりますように」
『あ、あはは〜…
ま、魔法少女つかれたし辞めよっかなぁ、
そうだ、辞めよ辞めよ〜』
「待てよ、叶えろよ」
『いや、ちょっと、破廉恥なのはちょっと』
「んぁ??魔法少女なんだろ?」
『わっ分かりやしたよ、やればいいんざんしょ?まったく困った坊ちゃんだこと』
「頼んだぜ?魔法少女」