小説

□座った君は
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ここは万事屋晋ちゃん。

俺の大好きな黒猫ちゃんがいるところ(ハァト

うざいとか言っちゃだめだよ!

そして今、俺の目線の先には椅子に座った俺の黒猫ちゃんこと、晋ちゃんがいます!

「ねえ晋ちゃん、お願いがあるんだけど」

「ロクな事だと思うが聞いてやる、何だ?」

「ズボン脱いで」

ドカァァァン

「ひど…い…」

木刀が飛んできた…

侍の魂にそんなことしていいの…?

「酷いも何もねえだろ、変な事言うと思ったら変な事言ったから…身を守っただけだ」

「力の差がすごいよ…」

立ち上がって晋ちゃんは木刀を取りに行った。

やだ…魅惑のお尻…。

「次、変な事言ったら殺すからな」

木刀を取ってまた座り直した。

俺の前のソファに…。

…その座り方でズボン脱ぐとあれだよ、褌見えちゃうよ?

抑えないと、抑えろ、お前ならできる、頑張れ金時!!!

「なんて顔してんだお前…」

呆れた顔で肘掛に凭れる晋ちゃん。

やべえ…もう抑えられない気がする…。

「…晋ちゃん、一発ヤリませんか」

晋ちゃんを静かに押し倒した。

晋ちゃんは静かに木刀を抜いた。

ああもう…どうにでもなれ。



終わり









「やっぱ殺されたくないィィィィィィ!!」

「黙れ、俺はちゃんと言っただろ?次言ったら殺すって」

「お願いさっきの冗談だからまじでギャアアアアアア」

お前の座り方は嫌らしいんだよォォォォォ!

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