冬薔薇
□第二章
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新学期になったってことで並盛中学に向かう、俺。
学校につき職員室に行く。
『転校した影崎修です』
「君が影崎か…君のクラスは2ーAなんだけど、担任が不幸があったらしくって代理の先生に紹介して貰うことになった」
「オレが代理のリボ山だ」
…アルコバレーノが代理の担任だそうです。沢田綱吉にはと言うより人間と関わりたくないので突っ込まずに適当に挨拶をする。
『…よろしく、リボ山先生』
「んじゃ、教室に行くぞ」
そう言ってリボ山は瑠奈の肩に乗った。
…自分で歩けよ!
そう思いながらリボ山…もといいアルコバレーノ、リボーンの指示にしたがいながら2ーAを目指した。
2ーAの前まで来てあることに気づいた。
手が震えている…
緊張から来る震えではなく恐怖から来る震えだった。
「オレが呼んだら入って来いよ、影崎」
そんな俺を置いてリボーンは教室の中に入っていった。
騒がしかった教室が一瞬のうちに静かになるのを感じながら俺は静かに深呼吸を繰り返していた。