Book1

□雫
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不死の山と呼ばれたのは今は昔。
不老不死の薬を燃やしたその山の麓から今も滾々と限りなく透明な水が湧き出ていた。

「ヅラぁ、お前は帰らないのか」

高杉は水差しに入った水を玩びながら言った。高杉の座っている窓からは晩夏の心地よい風が流れ込んでくる。

「あちらの騒ぎが収まるまでは此処で静かにしていようと思っている。…お前はどうなんだ高杉。いつまでも此処に居るわけではあるまい。何か動く気は無いのか」







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未完…書いた記憶がありません…。
メモは残っているので随時更新いたします。
2015.5.20

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