ドラゴンボールVG
□桜の舞う季節〜気持ち〜
1ページ/3ページ
今べジルの部屋でべジルにおいかぶさる様な形で悟空がいる。
2人は離れた唇から熱がこもってるのがわかる。
べジルは正直混乱していた。
確かにべジルは悟空の事を以前から好きでその悟空に少しでも自分に振り向いてもらえるよう不器用ながらも頑張っていたし、その悟空が自分にキスをしてくれたのは恥ずかしいけど嬉しかったのも事実なのだが…それと同時に疑問が出てきたのも確かだ。
悟空は私の事をどう思っているのだろうかと、いう事だ。
そんな事をべジルが思っているとも知らず悟空はさらにべジルの首筋に唇を近付けた。
「………っっ/////!!!!」
べジルは思わず普段とは違う声が出そうになり、慌ててこらえた。
すると、もう一度べジルの唇にキスをしようとする悟空。
そんな悟空にべジルは「ちょ、ちょっと待って///!!」と、やっとの思いで言葉を発した。
そのべジルの言葉で悟空は一旦制止した。
「ん!?なんだぁ??」
「いや、あの…その…」
何かを言いたそうなべジル。
けれど、悟空にはそれが全くわからなかったのか悟空は
「オメェの口ってなんか良いな!!オラもっと喰いてぇぞ」と、べジルに言葉を返した。
そんな悟空に意を決したべジルは先程の疑問を投げかけてみる事にした。
「悟空は私の事どう思ってる…?」
その質問に悟空は即答で
「喰いてぇ!!!」と、返した。
「違うわよ!!!そうゆうんじゃなくて!!!」
「ん?じゃあ、どうゆうのだ??」
べジルはこんな悟空に分かりやすい言い方を少し考えて言葉を選んだ。
「じゃあ、なんで私の事を喰いたいって思ったの?」
すると、悟空は先程のように即答はせずに考え始める。
暫くうーん…と考え込んでいた悟空は、あっ!と何かを思いついたみたいでべジルに「ちっと、待っててくれ!」と、だけ言い残し消えた。
「え、どこに行ったのかしら…????!」
「待っててくれなんて言われても何をどう待てばいいのよー!!!?」と、べジルが困惑しながら叫んでいる事など悟空は知らず、ある所へと瞬間移動していた。