ドラゴンボールVG
□不吉な予感!揺るぎ無き心
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悟空とべジルは晴れて恋人どうしになった。
そして、とある休日の前日
悟空とべジルは恋人になってから初めてのデートの計画を立てていた。
「なぁー、デートっちゅーのは計画立てねぇといけねぇもんなんか??」
「何事にも計画は大事よ。それにどこに行くのかくらいは決めておかなくちゃ悟空はすぐ飲食店見つけて入っていっちゃうし。」
「いっ!?じゃあ飯食ったらダメなんかぁ!?!?」
「いや、そうゆう事じゃなくて…。明日は私がお弁当を作ってあげてもいいわよ!なーんて」と、照れながらも伝えるべジル。
「へー!そりゃー楽しみだなぁ!!いっぺぇ作ってくれよ!」
「ええ、任せなさい!!」
「じゃあ、オラそろそろけえるな!」と、言い帰ろうとする悟空の服を掴み思わず引き止めてしまったべジルは、実は何か嫌な予感がしていたのだった。
何故かもう二度と会えなくなるような、そんな予感。
そんなべジルの暗いような表情を見て悟空はべジルを抱き締め、優しく声を掛けた。
「でぇした?」
そんな悟空に心配させてはいけないと思い、べジルは自身が感じている不吉な予感は言わずに
「別に。ただ掴んでみただけよ」と、返した。
「なんだ??そりゃ??苦笑」
悟空はべジルから身体を少し離してキスをして「じゃあ、また明日な!」と、だけ言い帰って行った。
べジルは何故だかわからないけれど、その一瞬の後ろ姿をしっかりと目に焼き付けた。