ドラゴンボールVG
□桜の舞う季節〜変化〜
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それから少しして
悟空とビーツは学校に着いた。
べジルはカプセルコーポレーションの跡取りでもある為に高校は悟空やビーツとは違う私立の高校になったのだ。
その為か最近べジルは機嫌があまり良くなかった。
当の悟空はそんな事は気付いておらず、最近いつも怒ってんなーくらいにしか思っていない。
悟空とビーツは同じクラスだったらしく、二人で教室へと向かっていた。
「またしても同じクラスだなんて私達は運命かもしれませんね悟空様♡」
「おう!また宜しくな!」
そんなやり取りをしながら二人は一緒に教室へ入っていき、自身達の席に着いた。
始業式も終わった頃悟空の周りには人だかりが出来ていた。
悟空には人を寄せ付ける魅力があるのか、中学の時同様に高校でもすぐにクラスの皆と友達になった。
そんな周りから見れば中心的人物である悟空だが、少し自身の身体に異変を感じていた。
でぇしたんだろ…なんか楽しいんだけど楽しくねぇみてぇな…なんかいつもとちげぇんだよなぁ…
悟空はこんな心情は生まれて初めての事だった為、考えていても何がそう思わせているのかわからなかった。
そんな何だかスッキリしない気持ちのまま悟空は初日の学校生活を終えた。
初日の学校生活を終えた後すぐにビーツが悟空のもとへと来て、帰りにあのお店に行こうとか、色々と言ってきたが悟空はなんだか気分が乗らない為にビーツに断りをいれて、一人で学校を後にした。