SD long【完】
□@ あなたと仲間との出逢い…
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その日から
洋平は 毎日 私に話しかけてくる。
席が 私の右斜め後ろだからか?
洋 「よっ!おはよう!」
『 洋平!おはよ!』
洋 「今日 はえーじゃん。家近いの?」
話してると、
どうやら あたしのアパートと洋平んちは 徒歩5分ぐらいの近さにあるらしい。
そして昼休みや放課後も
また窓際にもたれて話しかけてくる。
洋 「赤い髪のツレが フラれ記録 更新中でさぁー!今んとこ、22人だぜ!笑」
なんて、ツレの話をして爆笑している洋平。
『まぁぢ?!なかなかいねーよな!そこまでフラれちゃう奴も!笑』
ギャハハッと 笑った。
なんせ、洋平の話はいつも面白い。
いつしか名前で呼び合うようになっていて、自然に笑えるようになった。
ある日、
洋 「里緒奈ー。今日ヒマか?」
『ヒマだけどー、何だぁー??』
洋 「じゃー、空けとけよ!連れて行きたいところがあるんだ!」
それだけ言って
あとは教えてくれなかった。
学校が終わると
洋平は 私を連れて
ある部室に 移動した。
『何?洋平、部活やってんの?』
洋 「あ?俺、部活 やってねーよ!」
『じゃー、なんだよ ここ。』
洋 「入ってみりゃー、わかるさ!」
と言って、中に入ると
赤い髪・金髪・ヒゲ・小さいデブの
4人がいた。