SD long【完】
□@ あなたと仲間との出逢い…
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すると、金髪の男が 話しかけてきた。
大楠 「なんだよ、洋平。彼女か?」
『(あぁ、この人が 大楠か。)』
洋 「ハハハ!そう見えるか?笑」
忠 「あれ?この子、転校生じゃね?」
『(このヒゲが、忠 ね…。)』
と、前に 洋平から
桜木軍団の話を聞いていたから
会ってだいたいわかった。
高宮 「おぉ!あのヤンキー 転校生か!笑!結構可愛いじゃん!」
『(あぁ?ヤンキー転校生だと?怒)』
大楠 「金髪にオレンジかぁ!俺、負けたぁ!笑」
忠 「おっ!スカートも全校で 一番短けーな!笑」
なんて、私の前に来て
ゲラゲラ笑ってバカにしやがった!
と、私は思った。
『なんだ、てめーら!うるせーぞ!
おい!洋平!なんだよ、このバカ3人は!』
と怒ってしまった。
洋 「ハハハ!わりぃ、わりぃ。コイツらの挨拶みてーなもんさ!気にすんな!」
と言って、
洋平は 私の頭を
ぽんぽんと軽く撫でてくれた。
奥の椅子に 赤い頭の体がデカいのが
俯いて座ってた。
『なぁ、洋平。あの赤い頭って…、桜木 花道?なんか暗くね?』
と洋平に聞くと、
今は触れるなと言われた。
花道は 私の声に ぴくっと反応し、
こっちを向いた。
花道 「ぬ? 誰だい…?君は…。照」
『ん?あたしか?あたしは 赤崎 里緒奈だけど?』
花道 「かっ、可愛い…照」
その瞬間、花道は 里緒奈の手を握って 赤くなった。