SD long【完】
□C 初 ビールの味…
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買い物を終えた5人は、花道の家へ行った。
洋 「おーい、花道。入るぞー。」
机の上には 買ってきた食べ物を並べ、
買ってきた ビールや缶チューハイは
冷蔵庫へ詰め込んだ。
小さいテーブルに6人が囲み、
深夜まで ワイワイ騒いで飲みまくった。
花道 「いやー!やっぱり 酒はうめぇ!」
忠 「やっぱし、夏休み最後の日は パーッと飲まなきゃなー!」
『なぁ!高宮、アイス食おーぜ!あっ!お菓子の袋 開けておいて!』
高宮 「おっ!いいね!俺のアイスも取ってくれ!お菓子?もう開けて食ってるぜ 笑!ボリボリ…。」
『あぁっ!それ、あたしが選んだお菓子!げっ!もうほとんどねーじゃねーかぁー!返せぇー!!』
高宮の首を締めて
ガシガシ揺する 里緒奈。
ギャーギャー喧嘩して
里緒奈は 洋平の隣に
駆け寄って 座った。
洋 「なーに お菓子で喧嘩してんだよ。」
と、冷静に 言う洋平。
高宮が悪い!と怒る里緒奈に
頭を撫でて 落ち着かせる。
それからも飲んで飲みまくって
食い散らかした。
洋 「おっ。もうこんな時間か…。里緒奈 帰るぞ!送ってってやる。」
もう深夜0時をまわっていた。
『…えぇ〜、もう帰るのぉ…?』
眠そうな目を擦って 洋平を見る。
洋 「ほら、眠いだろ。ここじゃなくて 帰ってから寝ろよ。」
ここは花道の家だ。
仲が良いからといっても、
里緒奈は女だから
早めに帰らそうとした。
『えぇ〜、みんな寝てるぞ…。』
男どもは 洋平以外 皆、酔いつぶれて
爆睡している。
バカ4人を起こして
里緒奈が帰るから
お前らも帰るぞ と伝えた。
大楠 「それじゃー…、もう1本飲んだら帰ろうぜ…。」
6人は お酒を1本ずつ開けて
ベロベロになりながらも
楽しんで 1本飲みほし、外に出た。