SD long【完】

□G 告白の返事…そして卒業。
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隆也から告白されて
なんとなく隆也と
顔を合わせにくい…。




でも、隆也はいつもと変わらない様子で声をかけてくる。





「里緒奈ー!おはよー!」


ニコニコと笑いながら、
隆也は自分の席に座る。


隆也がいつもと同じように接してくれるから、あたしも自然に

おはよ!と返した。





(何も心配することなかったな。)


里緒奈は ホッとしながら、
窓の外を見た。




ちゃんと考えて返事しなきゃ…。






あれから一週間が経ち、
いつもの変わらない毎日だった。



あたしは あの日からずっと考えていた。
隆也は悪い奴じゃないし、
話してても面白い。
真っ直ぐで素直な性格だから、
みんなから好かれるのも分かる。




(あたしは どーなんだろ…。)




人を好きになるってイマイチ分からない…。





ボーッと考えていると
いつの間にか昼休みになっていた。




昼休みになると
いつも洋平が迎えに来てくれる。

あの日、隆也と一緒にいて
帰りに告白されたと聞いてから
今まで以上に心配して
必ず洋平があたしを迎えに来る。





本当…洋平は優しいよな……。
常に気にかけてくれて、
いつもあたしの隣にいてくれる。
それがとても嬉しい…。




ひらひらと 手を振る洋平のところに
走って行く あたし。





6人で昼ご飯を食べる時間も
サボる時間も
バカな話しをしながら帰る時間も
今のあたしには 居心地のいい場所。

当たり前のように こうやって集まるのも
ずっと続けていけたらいいな…。
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