SD long【完】

□H ピカピカの高校1年生
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花道は 晴子と出会ってから
晴子にゾッコンである。



洋 「おい、花道。お前、あんまり深追いするとまたフラれて泣くぞ!」


うんうん、たしかに!と首を縦に振る
あたしとetc…。



洋 「ハルコちゃんは本当に可愛いよ。大人しくて性格もいい。お前、そんな子に彼氏がいないと思う?男はほっとかんぜ、フツー。」



ん?洋平…あの子の事…可愛いって……。
洋平もあーゆー大人しくて清楚系女子が…
好きなのか?…ふ〜ん。
…なんか面白くない。


花道やetcの場合だったら、
必ず意地悪してからかうはず…
なんかそーゆー気分になれない…



里緒奈の顔の表情が少し変わった事に気づいたetcは、3人顔を見合わせニヤッと笑った。



忠 「そーそー。彼氏いるぜ、きっと。それに洋平も晴子ちゃんみたいな子、タイプだよなー!笑」


高宮 「うんうん、あーゆー子を彼女にしたいよな!なっ!笑」


洋平 「あ?何言ってんだ、お前ら。俺は別にタイプじゃ…」


洋平がタイプじゃないと否定しようとしたところに大楠が言葉を被せる。


大楠 「よーし!俺らが協力してやるぜ、洋平!笑」



etcがチラッと里緒奈を見ると…
さっきよりも表情が恐い。


etc (やっぱりなッ!笑!)



洋 「おいおい、お前らさっきから何言って……」



ガタッ



里緒奈は座ってた席から立ち上がって、
洋平とetcを睨みつけた。



『……帰る。』



それだけ言って里緒奈は
自分の教室へ帰って行った。



洋 「…お前ら、どーゆーつもりだ。里緒奈の奴、怒って帰っちまっただろ。」


大楠 「洋平、気づかなかったか?笑」


高宮 「ありゃ、嫉妬だぜ。笑」


忠 「ま、あとは洋平に任せたぜ 笑!里緒奈のご機嫌とってやれよ!笑」


洋 「はぁ。お前らなぁ…。こっちの身にもなれよ。」


忠 「それと、花道!晴子ちゃんはきっとルカワって奴が彼氏だ!きっと!」


花道は震えながら、
うおぉぉぉぉぉぉと怒った。


洋 「まてまてまて!!まだそうと決まったわけじゃねーよ。ハルコちゃんに聞いてみりゃいいだろ。」




晴子を呼び出して聞いてみた。
どうやら晴子は流川に片思いしてるらしい…。



ズッコーーーーン!!!



そしてお決まりの…笑



洋 「記念すべき高校第1号!失恋の!笑」


高宮 「おめでとう、花道!偉大な記録はここから始まる!笑」


里緒奈はいないが、大いに盛り上げた。


花道がくるっと振り返る。
ぎくっ!くるぞ…!花道の頭突きが…!
と思いきや、花道は今度こそ本気だったらしく相当ショックを受けていた。



大楠 「おい、洋平!お前、里緒奈はいいのか 笑?まだご機嫌斜めなんじゃねーの?笑」


洋 「分かってるよ。ったく、怒らせたのは お前らだろ。」



洋平は 里緒奈の機嫌をどう直そうか考えた。



花道の恋も、洋平たちの恋も
ここから始まる…。





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