SD long【完】
□@@ あなたの背中…
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放課後、洋平と花道は屋上に向かう途中 里緒奈とバカ3人に会った。
『あれ?洋平と花道…。』
大楠 「おめーら 2人でどこ行くんだ?」
高宮 「おっ?殺気立っちゃって、さては喧嘩だな。」
忠 「よし!俺らも行くぜ!場所はどこだ!!」
『あたしも行く〜♬』
洋 「里緒奈、お前はダメだ!」
『えぇ!?なんでいつも あたし抜きなんだよ!』
洋 「お前まで巻き込むわけにはいかねーだろ。」
ぶーーっと 里緒奈は拗ねながら
『…じゃ、洋平が守ってくれればいいじゃん。』
ボソッと洋平だけに聞こえるように言った。
洋 「…わかったよ。俺から離れるなよ。」
花道 「よし!いくぜっ!!」
屋上の扉を開けると、堀田たちは誰かに倒されていた。
洋 「お前…一人でやったのか…?誰だ…お前は。」
流川 「…流川 楓。」
ん?流川?と里緒奈は洋平の後ろから顔をひょっこり出した。
流川も里緒奈に気づいた様子…。
花道 (こ、こいつが流川だとぉ?!)
花道はジロジロと流川を見ている。
その時、流川の事が好きな晴子が屋上に現れた。
etc (おぉぉっ!役者が揃ったかぁ!笑)
晴子は流川の頭から血が流れているのを見て…
晴子 「桜木くんのこと みんな恐いって言ってたけど、私はそんな人じゃないと思ってた…。暴力を振るって人を傷つけるなんて最低よ!見損なったわッ桜木くん!」
『…えっ?あの子…勘違いしてねーか?洋平…。』
洋平が勘違いだよと言っても聞いていない晴子。
そして晴子が流川に
ハンカチで血を拭くよう言うが、
流川 「うるせーな、ほっとけよ。だれだ、お前。」
その言葉にキレた花道は流川に殴りかかった。
花道 「おい!てめー!晴子さんの優しい心をぉぉぉー!!!」
そして、晴子のとどめの言葉…
晴子 「もう桜木くんなんて、大っ嫌い!!!」
花道はかなりのショックを受けて
屋上から飛び降りようとしている。
それを止める洋平たち…。
あたしは流川を追いかけた。
『ねぇ、流川!病院行った方がいいぞ!』
流川 「…分かってる。…美友理には言うなよ;」
『ハハハ!あたしが言わなくても、同じクラスなんだからどーせバレるぞ。笑』
流川 「…ぐっ;」
そのあと 流川は美友理にバレて
とことん怒られたらしい…。笑