SD long【完】
□@C あたしの男
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ー放課後ー
洋 「ん?他校の奴?」
校門の前でバイク4台くらいが
うろうろしてるらしい。
男生徒 「帰りづらくてさぁ…。洋平君たち心あたりないかな?」
洋 「さあ…。」
『おっ!花道!今日も部活だよな?頑張れよ!』
花道 「おう!この天才・桜木の公式戦デビュー近づいてきてるからな!天才の応援に来いよ!なーはっはっは!」
『何が天才だよ!花道の応援は少なそうだから行ってやるよー!笑』
花道 「ぬっ?!里緒奈、てめぇー!!!」
花道は里緒奈を追いかけ走って行った。
洋 「俺たちは関係ねーよ。あいつをかかわらすな。じゃあな。」
ー体育館ー
洋 「ハッハッハッ!ダメだな、またとられた!笑」
晴子 「宮城さんがうまいのよ!」
『ハハハ!花道の奴、フェイクとかゆー技を教えてもらってるけど、演技力いるよな!花道にできるのか?笑』
笑いながらも花道を応援している洋平と里緒奈。
『洋平、今日バイトだよな?時間いいのか?』
洋 「あぁ、そろそろ行こうと思ってたところだ。里緒奈、お前どーする?あとからあの3人が来るはずだから、まだ観てくか?」
『そーだな、たまにはちゃんと観てくわ!じゃ、洋平バイト頑張れよ!』
晴子 「洋平くん、またね!」
手を振って洋平は帰っていった。
晴子 「ねぇ、里緒奈ちゃんと洋平君っていつから付き合ってるの?」
女の子が苦手なあたしは 洋平や花道のお陰で晴子ちゃんとも普通に話せるようになった。
『えっ?ん〜〜、まだ2週間ぐらいかな…。』
晴子 「そうなの?!中学の時から付き合ってるのかと思ってた!!」
『よく言われるけど、ただ一緒にいるのが長いだけだよ。』
晴子 「お似合いでいいな!あたしも里緒奈ちゃん達みたいにいつも一緒にいられるカップルになりたいな…。」
『…流川とか?笑』
晴子 「えっ?!里緒奈ちゃん、シーーーッ 汗!流川君に聞こえちゃう!まだまともに話した事なんてないし…見るだけでドキドキしちゃうんだから…。」
乙女だなー。
あたしも洋平に言ってみようかな。笑
ま、晴子ちゃんの乙女ぶりを言っても
熱あるんじゃねーの?て言われそうだけど…。