ミスフル短編夢

□心理てすと
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『なんか面白そうな心理テストがあったんでやりましょう!!』


野球部部室のドアを勢いよく開けて入る


部員達は既に着替えを終えていた




「面白そうな心理テスト?って何だ?下ネタ」


まず最初にれすぽんすしてくれたのは同学年の由太郎くん

やっぱり一番に聞いてくると思ったのだよ!!


『よくぞ聞いてくださいました!

ではみなさん行きますよ!!』



第1問
一寸法師のお話を覚えていますか?

小さな一寸法師は、都で暴れている鬼を退治して

打ち出のこづちで人の大きさになるのですが、実は

鬼が落としていったのは、打ち出のこづちのほかに

もう一つ落としていきました。さてそれはなんでしょう?



いち、巨大な棍棒

に、金銀財宝が入った袋

さん、腕につけていた数珠

よん、特大サイズの草履



『さーどれでしょう!』


「特大サイズの草履とか…もらっても意味ないでしょ…」


『いやいやこれ心理テストですからね!!?』


心理テストの根本的なところを否定されても困るゾイ沖くん…

でもそんなところもかわいいのっっっ!!!!



「俺はやっぱ巨大な棍棒だな!ピーみたいだろ?wwwww」


『はい今日も小饂飩せんぱいの下ネタいただきましたー』


絶対小饂飩せんぱいは棍棒にすると思った

それで絶対ちん○とか言うと思った



「この容姿端麗、性格も良く人当たりも良い私に似合うのはやはり金銀財宝が入った美しく煌めき光り輝く袋だな」


『相変わらずよく息が続きますねー』


感心して拍手すらする始末


としせんぱいはいつもこんな感じ

無駄に話が長い



「はいはいっ!俺は数珠ー!なんかご利益ありそうだよな!」


「なら僕も数珠でいいよ…はあ…」


由太郎くんと沖くんは数珠か…


半ば沖くん投げやりだよねそれ




「拙者は草履…か?
棍棒も金も数珠の中では特に欲しいものも無いのでな、だが拙者に見合うほどの大きさの草履ならぜひ貰いたいものよ」


『いやいやいや、多分魁さんの足のサイズより大きいですから』



その巨体に関わらず天然ボケをかましてきたのは3年の魁さん


かわいい(((
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