青春×機関銃(連載)

□興味ないや
1ページ/1ページ






「ふぅーーー…」


俺は煙草をくわえながら
考えていた。


俺は正直…


三次元の女の子は
好きになれない


だって二次元と違って
可愛い子いないし。


好きな子できたことないとか
付き合ったことないとか
じゃないけど


もう彼女とかで
きないんだろーなぁ


顔が全てじゃないとは
思ってるけど

顔あってこその好きでしょ?

二次元ばっかり見ている
俺からしたら
三次元で恋をするなんて…


「…ありえないよな」


セックスするより
エロゲーして自分で抜いてる方が
気持ちいいし楽しいし


仕事だって上手くいってる
今の生活に不満はない。

好きなものがあって
仕事も苦でもなければ
上手くいってる。

今がどれだけ幸せな
立ち位置にいることか…







ああでも、俺このまま
誰とも結婚しないで
独りで生きていくのかな…



「まあ、まっつんや立花くんがいるし…いいけどね、」


仲間がいるから
あまり孤独には思わなかった。










ーーーー次の日


サバゲーをするため
サバゲーフィールドに
俺たちトイ☆ガンガンは
向かった。



一回戦の相手は
覆面銃(ふくめんじゅう)って言う
チームだった。



「よろしくお願いしますっ!」


立花くんが元気な声で
相手に挨拶をしたけど


「…」



覆面銃は3人とも完全無視。


「あら(笑)」


まっつんが茶化すように
笑った。





全員マスクを顔全体に
かぶっているから髪型も
顔もどんな目つきで見てるかも
全くわからないし、


全身迷彩柄の繋ぎの服装で
男か女かすらもわからない。


「なにあの怪しいの。」


「最近できたチームらしいけど、全員経験者らしくて、結構話題になってるチームらしいぜ?次のTGCにでるかも…とか言われてるみてぇーだし」


まっつんが答えた。


「そーなのですかっ!立花、楽しみになってきました!!!どんな技をつかってくるのでしょうかー…」


「噂によりゃあ、相手はアタッカー1人だけらしいんだ。残り2人はスナイパーらしい。」


「ええ!?そうなのですか!?」


「ふーん。」




俺は、まっつんと立花くんが
相手のチームについて
話していることに

あまり興味がなく
メロンパンを、ただひたすら
頬張っていた。










[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ