重なる時空
□3・何故此処に!?
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悟空達はゆっくり飛んでくれた。
私が苦しくない様に。
悟空「でぇじょぶか?」
前を向いていた悟空が抱きしめてる
ミキを見る様に下を向きながら声を掛けた。
ミキ「は・はい。大丈夫です。」
近い悟空の顔に少しドキドキしながら、答えた。
そっか。と言いまた前を向く悟空に声を掛ける。
ミキ「…でも、いいですね!飛べて…私飛べないから。」
と苦笑いを向けるミキに、
悟空はまた下を向き、驚いた顔を下がすぐに笑顔になる。
悟空「なら、練習してみっか?」
ミキ「え!?私には無理です!!」
と慌てふためくミキに横を飛んでいた悟飯もミキ達の方を向いて声を掛けた。
悟飯「大丈夫ですよ!出来ます!何なら僕も手伝いますから。」
悟飯君が教えてくれるなら。と教えて貰う事にしたミキだったが、
ミキの言葉に悟空は、
ミキを抱えていない方の手で頭を掻いた。
そりぁ、ねぇぞ。と言っている悟空に
皆が笑っている…
穏やかな一時だった。
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