重なる時空

□5・舞空術
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ミキは、悟飯、悟天と三人で、広い荒野に来た。
手頃な場所に舞空術でミキを
抱えながら飛んでいた悟飯は、高度を下げて降り、ミキを優しく降ろした。





ミキ「ありがとう!」
と笑顔で言うミキに悟飯は、
少し頬を染めた。





さぁ、始めますか?と言って悟飯は、その場に腰を降ろしミキ
にも座る様に指示した。




ミキが座ったのを確認すると
悟飯は両手を出し、その間に光輝く球体を出した。






悟飯「これが気です。まず、これを自由に出せる様に練習しましょうか?」

そうミキに告げると、悟飯は光る球体をまた、体に戻した。







ミキは、うん。と頷くと悟飯がした様に両手を出して、集中した。

そんなミキを見ながら、悟飯は力を抜いて。楽にして。と時又声を掛ける。







…気を楽に…


…力を抜く…





ミキは集中しながら、悟飯の言葉を心の中で繰り返した。







ミキ「…なんか…手が暖かくなって来たかも…」
そう言うミキに悟飯は笑顔を向ける。







悟飯「上手ですよ。」
その調子です。と続ける悟飯。







ミキも、そのまま両手に集中する。








その時……









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