重なる時空

□8・飲み比べ
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ブ「じゃぁ、改めまして。ミキちゃん、ナミちゃん!ようこそ!!乾〜杯!」

「「「かんぱ〜い!!」」」
ブルマの掛け声に皆がグラスを高々と上げる!
皆、ワイワイ騒ぎながらお酒から食事から口に運ぶ。

最初はしかめっ面だったバーダックも悟天を膝に乗せ、ベジータと昔話に華を咲かせていた。




ミキは青年トランクスと食べたり飲んだり楽しい時間を過ごしていた。
背中に刺さる視線と言うか殺気を無視して…。






バダ「…ッチ。」
舌打ちをしてお酒を煽るバーダックにベジータは飲んでいたお酒を置くと悟天に声を掛けた。



ベ「…向こうでトランクスと遊んでいろ。」
ベジータの言葉に素直に返事を返して元気に跳んで行く。


それを確認したベジータはバーダックに向き直ると、お酒を一口飲みバーダックを見た後、視線をミキに向けた。







ベ「…あの女に惚れているのか?」
突然のベジータの台詞にバーダックは思いっ切り咽る。
濡れた口元を乱暴に拭くとベジータを見た。






バダ「…何を突然…」
明らかに焦るバーダックにベジータは眉間に皺を寄せ言葉を続けた。






ベ「ふんっ。…誇り高いサイヤ人が情けない!小娘一人に。」

バダ「…余計なお世話だ。」
バーダックはバツが悪そうに呟くとお酒を煽る。

そこにご機嫌な声が聞こえた。







ブ「あらっ。楽しそうじゃない!」
声がした方を向くと、少し顔の赤いブルマとその後ろにミキとナミがいた。





ベ「…煩い。ブルマ、飲み過ぎだ。」顔の赤いブルマにベジータは顔を顰めるが、まだ大丈夫よ。と無理矢理ベジータの横に座ると二人にも座る様に進めた。





仕方が無く、ミキはバーダックの左側に。
ナミはミキの空いた隣に座るとブルマが突然、女二人に提案した。







ブ「ねぇ??女三人で呑み比べしましょ!」
とニコニコご機嫌なブルマ。

その横で顔を引き攣らせる夫。
その前で固まる三人。






「「「えぇぇ!?/はぁぁ!?」」」






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