こんな僕等の青い春
□待ちに待った王道学園にやって来たみょーん
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煌也に朔ちゃんと呼ばれて
キュンキュンしたと同時に、
嗚呼そうでした!という台詞を吐きながら煌也に振り返り、只今の時間を確認する
瑪瑙。
2人が自分から目を離した隙に制服であるブレザーの胸ポケットに忍ばせていた手のひらサイズのメモ帳····丸秘と
書かれている···に『結月瑪瑙:変態美人腹黒攻め 嵩野煌也:愉快犯、後に溺愛攻め』と記入したのは誰も気づかない。
あくまでもヲタクの妄想からなるカンだが意外と当たっているとネットの一部でもっぱらの噂だ。
「話はつきませんが、もう一人の外部新入生がお待ちなので先を急ぎましょう」
「行きませう!すぐ行きませう!!」
もう一人の新入生、とゆう
言葉に目を輝かせた朔哉。
王道転校生希望!
1回話したら人類皆友達!系かしら?訳あり変装系、ツンデレ系に癒し系それか···
自分と同じ外部新入生が何系の受けなのかでぐるぐるお花畑なヲタク。
なぜ受け前提!?と突っ込む優しい人は悲しいかなまだ居らず。
ヲタクはヲタクでも腐男子とゆうジャンルの朔哉は只今絶賛夢見心地で結月と煌也の後を着いて行っている。
途中途中で、朔也の身なりを貶す言葉が聞こえてきたが、
朔也にとってはその悪口と小鳥の囀りは同じ位心地の良いものらしい。
その証拠に、貶されても何故か嬉しそうで─···地に足がついていないのは気のせい····ではないみたいだ。