非日常的日常風景

□1話─人生何が起こるかわからない
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─人生何が起こるかわからない

まったくもってそのとおりだと思う
私は今日同居している親友と何気ないゆったりとした一日を送ってた

大好きなアニメを見て

語って、ご飯食べて


午後になって私はシフトが入ってたから

『遅くなるから先に寝てろ』と言い夜ご飯を作ってバイト先へとむかった



いつもの接客、貼り付けた笑顔
それを喜ぶ哀れな男達

帰りに常連の客に待ち伏せされてて

なれた演技で誤魔化す

20代後半だろうなかなかの好青年

彼は私が高校生だと知っているのだろうか知っていたとしたらとんでもないロリコンだ

お金は持っているのかご飯を奢ってくれた

何気なく彼は私をホテルに誘い込み

愛のない口づけを交わした



私はなれた手つきで服を脱ぎ男を誘う


男が私に触る前に


はるか『・・・私は高いよ?』

男『10万か?15万か?何円でも払おう』

はるか『・・・20』と、耳元でつぶやきキスをする

唇離す直前

はるか『・・・お願いね?』


男は生唾を飲み

女に飢えた獣のように私の体を貪る

何も感じない、気持ちよくもない


息すら上がらないそんなもの


だけど、私は
男を喜ばせるため声を出す


感じた『ふり』の遊吟

この調子だとあと少しだろう




男はゴムの中に精を吐き出した




─シャワー後





はるか『ありがとう。なかなか楽しかったわ、約束のもの・・・ちょうだい』

男は財布から30万取り出すと

男「また頼むよ」


と、渡してくる

私はそれを受け取り笑う

はるか『お兄さんごめんね?・・・私1回ヤった人とは寝ない主義なの

さよなら、(微笑』


服を着替えた私は鞄にお金をツっこんで

ごちゃごちゃ五月蝿い男を無視して

ホテルから出た




─家


疲れた、疲れた、疲れた

それしか声が出ない

時計を見てみれば深夜を廻っていた
ことはもう寝ただろう。

私も早く着替えて寝よう


あ、もう一回シャワー浴びよう




そして、私は着替えを持ってシャワールームへ


結んでた髪をほどき

服を脱ぐ。



シャワーを浴びる、上から・・・
汚れを落とすように私は浴びる


こんなことしたって何にもならない



わかってる、わかってるんだ


私は汚れてる
そんなの分かりきったこと


傷つく必要なんて何も無いの

私はことさえ笑ってくれればそれでいいのだから


─ドタッ

物音がする
ことが起きてるのだろうか

心配になりシャワーを止め
ドアを開けると



はるか『ことー?まだ起きて・・・・・・』

?「っ!」



そこには・・・

見知った格好をした少年がいました











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