私はあなたに恋をした
□コラボしよう!
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ー次の日ー
今日からダンス部か....
急すぎて実感が湧かない。
教室の扉を開けるとクラスの半数ぐらいの人が既にいた。
でも、みんな目を合わせようとしない。
あ、予想どうり....
自分にまさか余地能力があるとは。
まぁ、この程度だったらいいや。
あんまり群れたくないし。
そう考えながら席に座る。
ぼーっとしていると放送が始まった。
ケ「2-A、犬飼なつきさん。職員室に来てください」
え?変なことしたっけ。
とりあえず私は急いで職員室に向かった。
小走りをして角を曲がろうとしたとき誰かとぶつかってしまった。
貴「あ、ごめんなさい」
?「廊下は走ってはいけないと....ってなつきさんですか」
声の主は泉君だった。
そういえば風紀委員だったね。
泉「何故、走ってたんですか?」
あ!急がないと
貴「後で言うから!」
そう言って私は走り出した。
いや、走り出そうとした。
泉「なつきさん。反省文を書きたいんですか?」
泉君がそこそこの力で腕を掴んでいた。
貴「そんなことはありません」
それを聞くと泉君はすぐに離してくれた。
泉「ちゃんと歩いてくださいね」
貴「わ、分かってるよ!」
お母さんみたいだな笑
職員室に着き、ケント先生を呼ぶ。
ケ「おっ、来たか。なつきにプレゼント?があるぞ。はい、教科書」
嬉しくない。
むしろ要らないよ。
ケント先生は強制的に教科書を私の手に乗せていく。
ケ「持っていってやりたいけど、これから会議があるから一人で運んでくれないか?」
貴「わかりました」
そうは言ったものの結構重いし、前が見にくい。
これが、身長低い人の宿命というやつかね。
ここで難関の階段。
職員室は一階で、クラスは三階。
辛すぎる。
階段の段すらよく見えない。
手すりに教科書を乗っけてスライドさせる感じでいこうかと思ったけど。
乗っけるだけ無駄だった。
だって、教科書まとまってないんだもん。
落とした結果、床に教科書が散乱する形に。
教科書を拾っていると、頭上から声がした。
泉「こんなところで何してるんですか」