SAO

□全力でキリトの貞操を奪いたいと思った僕は通常運転
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今度は咥えて、舐めてみた。
確かこういうことをしていたな、あの頃読んだ本では。
「あ……んん……」
お、硬くなったぞ。いけるいける。
続いてブツを揉みながら、胸に目をやった。
あれ、乳首って、最初に手をつけるところじゃないか?俺は間違えたのか?
焦った。とんでもなく焦った。
こんな状態のユージオに尋ねるのは、正しいのだろうか?
あ、でも本では確か……
「くく……お前は本当、ここが好きだな……次はどこがいい?」
なんて言ってたな!ナイス采配、俺?
ユージオも蕩けた顔してるし、いけるんじゃないか?
するとユージオは
「き……キリトの……いれて……」
とか言ってきた。
ん?俺のをいれる?
……俺も脱ぐパターンか!しまった!
手はユージオの精液でベタベタ、一度洗ってくることはたぶん不可。
まぁ仕方ない。洗濯物が増えるけど、ここは脱ごう。
俺もすっぽんぽんになり、いれようとして……重大なことに気がついた。
男同士で、どうやっていれるの?
前からって無理じゃん?後ろから?そもそも。
どこにいれるの?ユージオはいつも、俺のどこにいれてるの?怖っっっ!怖い!!!!!!!
俺がおたおたしていると、ユージオがぷっ、と噴き出した。
「キリト慌てすぎ……お腹痛いよ」
そこで俺はようやっと、ユージオの企みに気がついた。
「お、俺のこと……試してたな!?」
腹を抱えて笑っているユージオ。
騙された……。すっかり騙された。悔しい。
俺がむくれていると、ユージオは俺の頭を優しく撫でて
「ごめんごめん。じゃあ続き、しよっか」
「……俺、もうユージオの思うままでいい」
俺には無理だったんだな。エロ本知識じゃ、やっぱり限界なんだよ。
……ん?じゃあ
「ユージオは、どうやってそのテクを覚えたんだ?」
アンダーワールドでは、お互いの了承なしにそういう行為をすることはできない。強姦は犯罪だと、植え付けられているからだ。
だとしたら、ユージオは
「他に女がいたのか?」
すると人差し指を口に当てて、ユージオは答えた。
「男の子の秘密、だよ」

終わり。
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