●空想の世界●
□【風俗店】
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「この子なんかお勧めですよ〜」
「どういった子が良いですか?」
黒のスーツを舞った
作り笑顔の男が色々と話している。
俺は黙って後ろの壁に寄りかかって見ていた。
「いや…俺は特に…その…」
ジャンは緊張してあたふたしていた。
「なぁなぁ!俺さぁ、こうゆうトコ、初めてだから、ちょー緊張するだけど!!」
遊園地にでも来たのか、って位、興奮しているコニー。
今、3人は性的サービスが受けれるお店にいた。
掃除用具を買いに街に出ようとした所に、ジャンとコニーが暇そうにしてたから、荷物持ちとして買い出しに付き合わせた。
そしたらこの店の客引きに声を掛けられ
コニーが興味津々で何故か俺までついて行く事になったのだ。
「ところで、そこのお兄さんはどの子と遊ばれますか?」
店員はリヴァイの方を見た。
「いや、俺はいい。」
俺は別に興味がなかった。
特にそんな気分でもなかったからだ。
「えー!リヴァイ兵長も折角なんで、やりましょうよー!」
コニーはしつこくリヴァイを説得した。
「ちっ。分かった。」
リヴァイは面倒くさくなったため、誰でも良いと店員に告げた。
「かしこまりました」
店員は呼ばれるまでこちらでお待ち下さいと、待合室に3人を案内した。