勇者がヘタレで臆病な場合。
□二十話目
1ページ/6ページ
……―ゴ-ン
鐘の音が聞こえる。
ここは何処だっただろう。
…―ゴ-ン
聖堂…それだけはよく分かる。
赤い道が続いている。
祭壇の上
捧げられた
その道の主は誰?
振り向いた顔には深い疲労が浮かび、目には光が無い、髪は血脂を浴びて金属のような鈍い光を見せる。
僕はソレが誰か知ってる。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ