08/04の日記

09:36
ツイッターの…。木下先生?
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診断メーカーで『忍たま上級生が執事ったー』ってやつにドキドキしてる。何これ、素敵。日替わりだし。

今日の診断。
くろすけ。の朝は『田村「ユリコ出します?」と起こされ平「ふわふわですね」と髪をセットされ仙蔵「ほら、あーん」と朝食を済ませ兵助「(ちゅっ)」と見送られた』です。

有難うございます。幸せです。
ツイッター始めたはいいけど、使い方がよく分からない。フォローするのもなんだか恥ずかしくてまだ公式しかしてないという。一番怖いのが、個人情報。だ、大丈夫なんだろか?

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木下鉄丸《夢》主人公side

後ろ姿がすでに怒っているようなこの人が私は、苦手だ。

「お、おはようございます。木下先生。」

だというのに、今朝も会ってしまった。私が事務員と言う名の雑用としてここで働きだして早くも二ヶ月になる。今朝"も"というのは、飼育小屋で一緒に面倒をみてもらっている私の飼い狸のポチを世話しに、こうして事務の仕事前に毎朝来るのだが必ず彼がいるのである。土井先生のような人当たりの良い温厚な人が生物委員会の顧問だったなら、こんなに毎朝決死の覚悟を決めなくてもいいのに…。

「…お前か。」

いつも額に青筋をたて話しかけてもどこかぶっきらぼうに感じるその返事は私が苦手だと思うには十分な理由だった。

今日までは。

「あっ!ポチ、立てるようになったんだね!よかったー!」

木下先生の足元で此方をのぞくように見るポチが立ち上がっているのに気がついて私は、うれしくて駆け寄ると頭を撫でた。
ポチはここへ来る途中に足を怪我して動けなくなっているところを拾った。はじめは部屋で飼うつもりが仕事の間、面倒を見てあげられないだろうと学園長先生がここでと提案してくださったのだ。

「傷の具合も随分いい。野生の狸がここまで人間になつくことはないんだがな。最近、やっと八左ヱ門からも餌をとるようになったそうだ。」
「え?」

言葉と共にぽんっと頭に大きくて重い、だけど温かい衝撃を感じる。意外な出来事に隣に座るその人へと顔を向けて、私は、一瞬、呼吸が止まる。

「よかったな。」

ポチに向けられたままの彼の瞳。
その表情は穏やかで。
今までの彼の印象を一変させた。

「……っ!」

その瞬間、確かに、自身の心臓が大きく跳ねたのを感じた。

「…なんだ?」
「い、いえ…その…。」

視線がそらせなくて。
そうだ、彼は毎朝…誰よりも早くここへこの子達の様子を見に来ていたんだ。視線を下ろすとポチにやられたのかその手は傷だらけで。

「そろそろ、行くか。」

彼は煮え切らない返事をする私に、元の不機嫌そうな表情に戻るとそう言って立ち上がる。
もしかしたら、私は、とんでもない勘違いをしていたのかもしれない。

「待って下さい。」

咄嗟にその手首を掴むと、訝しげな視線が注がれる。

「…なんだ?」
「これの、手当てが先です。」
「こんなもの、手当てなどしなくても」
「ダメです。バイ菌が入ったらどうするんですか。」

けれど、もう、怖くはない。
まだ何か言いたそうな彼の手を掴んだまま、医務室へ向かう為に立ち上がる。

「……全く、人の気も知らんで。」
「え?」

私は、未だドキドキと煩い鼓動の意味をまだ知らない。

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木下先生sideからのお話もありますので、こちらは清書して短編に上げます。
口調など不安なところもありますが…どんなでしょうね。
そして、最近、やたら野村先生にトキメク。山田先生、土井先生を筆頭に教師陣もヤバく素敵だな、と思い始めた今日この頃。ご覧いただき有難うございました。


くろすけ。

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