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□休憩時間
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私は、同じ学校に通っていた響也と蒼星のいるカンパニー、『夢色カンパニー』に遊びに来た。
今日が初めてというわけではなく、カンパニーのメンバーにも顔を覚えてもらっているくらいは、遊びに来ている。



「こんにちは〜。」

事務所に入ると、クラスメイトだった蒼星がいた。


「やぁ。奈菜。また遊びに来たのかい?」
「まぁね♪蒼星はまだお仕事中?」
「そうなんだ。これを今日中に終わらせないといけないから。」

と言いながら、てきぱきと書類を捌いていく。

「忙しそうだね。」
「いつもより少ないからそうでもないよ。」
「そう。……。」



「ねぇ、蒼星。」
蒼星の後ろに周りトントンと肩をたたく。






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