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□休憩時間
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「どうかし……。」

プニっ
私の人差し指が蒼星のほっぺに当たった。
いきなりのことで、蒼星はそのまま固まってしまった。


「ふふっ。大成功☆
蒼星のことだから、全然休んでないんじゃない?ここで一旦休憩しようよ。」
「……そうだね。コーヒー入れてくるから座って待ってて。」
「ラジャ!」

私は一番近くにあったイスに座った。
コーヒーを入れる蒼星の横顔を眺めながら、学生時代に響也と蒼星と三人で仲良く遊んだことを思い出していた。


「お待たせ。奈菜が好きなコーヒーだよ。」
「ありがとう。……やっぱり蒼星の入れたコーヒーはおいしいね。」
「ふふっ。どういたしまして。」


コーヒーを飲みながら、先程思い出していた学生の頃の話や、他愛ない話をし、休憩時間をゆったり過ごした。





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