■大人の裏マ■

□お菓子
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「ねえ、ユーリ。」
「ん?」
「ユーリは初めてだったんだね。」
「もちろん、この間まで 彼女いない歴=年齢 だったんだから。ヴォルフラムは?」
「僕も、ユーリが初恋だって先日言ったじゃないか。もちろん初めてなんだよ。」
「うわ、すっげー。
80余年も生きていておれが初めてなんて、
なんか、恥ずかしかったけど、
ヴォルフラムの初めてが俺なんて

ちょっと

光栄だな。」
僕に眩しい笑顔で嬉しいことを言ってくれる。

「僕こそ、魔王陛下の初めてのお相手なんて、昨夜のことは一生忘れないよ。」

「でもね、ヴォルフラム。しばらく俺たちが
む 結ばれたことは 内緒にしなくちゃダメなんだよ。」

「?」
「みんなが騒いでいるトトのためだよ。ま、結果はこの通りしかないんだけどさ。」
「そうだな。僕たちだけが結果を知っているのもいいかもしれないな。」


「さあ、夜明けまで今少し寝ておこう。」
「そうだな、今日も忙しいらしいから。」

そうして目の前のマシュマロに一つ接吻をして裸のままベッドで抱き合って甘い眠りについた。

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◇あとがき◇
やっとちゃんと結ばれました。おめでとう!ってお話です〜。
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