■大人の裏マ■

□お菓子2
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とうとう やってしまった。

確かに、ヴォルフラムへの気持ちが 他の人に感じる単純な「好き」ではなくて
もっとなんか次元が違うものだと自覚して、
それが一般に言うところの「恋」?ってものかもって意識しだしたと思ったら速攻で告白してしまって、
それがもう何をしてもいい了解?と取られたのか、ヴォルフラムからのアプローチがどんどんあからさまになって来ていた。

女じゃないから、大事に取っとくものではないとは思うんだけど、やっぱりなーあんな
俺が疲れ切ったどさくさなんてずるいよな。



でも

ちょっとすごかった。

あんな 気持ちいいなんてビックリ。

癖にならないようにしなくちゃ。
…癖って って我ながら呆れてしまうが

恐るべし
初体験…。
でもでも、まだ他の人には絶対秘密だ。



なんてとんでもないことを反芻していたのは、渋谷家のリビングだ。
なんとなくTVでナイターを付けていたんだけど、別にどっちも応援しているチームでもリーグでもないし、
ぼーっとしていた。
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