■大人の裏マ■

□お菓子2
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「さて、紅茶のお代わり入れようかな。」
俺の衣服を何事もなかったのように整え出す。
「…あ、ユーリ これ、みんなに見せるか?」
え?指をさされた胸元を見ると 赤い痣がいっぱい散らかっている。

「うわ…。見せるわけないじゃん。」
そういえば、チョコレートがなくなってもしつこく舐めてたな。

「… 学ラン取って。」
「しょうがないな。」
「うるさい。」
でも、そういえば 俺がしてもらっただけじゃん。

「あの、ヴォルフラム、その…。」

「今のはおやつだったけど、メインは今夜も、もちろん食べるよ。」
「う」
そうなるんですか。また顔が赤くなってしまう。

「僕には双黒のユーリが一番美味しいからね。」
そういうともう一度、俺にキスをして
ポットを一つ持って部屋から出て行った。

まあ、いいか。
俺なんかを好きになってくれて、こんなにずっと一緒にいてくれて
ありがたいって思わなくちゃな。


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◇あとがき◇
黒くてしょっぱいというか甘くない食べ物を考えていたけど
イカスミ、黒ごま、黒胡椒と、醤油…。
いまいち主役じゃないっすね。
スパイスとか薬味とか調味とか…。
やっぱり甘いのが多い?
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