■大人の裏マ■

□羽根付き
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翌朝早く 俺は ヴァルトラーナに一頭馬を借りて、 ヴォルフラムとコンラッドと三人で血盟城に向かった。
ギーゼラたちはもう少し後片付けを。

「陛下、俺が麻疹にかかった時は何人かお年寄りとか命を落としたって聞きました。」
「そんなに大変だったんだ。ってまた陛下っていう。」
「そうでした ユーリ。
眞魔国から人間の国にまで広がったそうですから。」
「そっか。」
「そうだユーリ。今回はビーレフェルト領の二ブロックの地域だけで終息したんだ。
お前の功績はのちの歴史書に残るのでは?
そうだ、ギュンターに僕から細かく報告しよう。」
「細かくって、ヴォルフラム。」
俺の言葉尻をコンラッドが引き継ぐ
「そうだよヴォルフラム、昨夜のことまで報告してはいけないよ。」
流石のヴォルフラムも真っ赤になった。
「しないよ。王佐が倒れたら困るんだろう!」
ってか、コンラッドにデバガメされていた事実にたじろぐ俺。
じゃなくて、コッヒーの羽根 担いでいるの コンラッドだ。
あの距離じゃだめなの?
って思ってたら
「それよりユーリ、ポケットにペンのようなの入れてました?
ビーレフェルトに来た時の学ラン 背中が大きく壊れていたので処分しようとしたら出てきて。」
あ、コッヒーのホネ。これを持ってたのか。あの学ランずっとヴォルフラムの部屋の椅子に掛けたままだった(汗)
「うん。それと、ホチキスもあった?」
「はい。」
「良かった、どっちも大事なものだから。」
「わかりました。」



それにしても、飛ぶの凄く楽しかったな。
付け外しに痛いのが難だけど。

「ユーリ、骨飛族の羽根って僕にもつけられるのかな?」
「今度 眞王に聞いておくよ。」
「もし付けられたら二人で青空を飛びたいな。」
「お、っそれイイねイイね。ヴォルフラムも飛ぶの楽しいって思うよきっと。痛いの我慢さえすれば。」
「痛いのなんか平気だ。約束だぞ。」
「うん。青空とか夜空とか。」
「デートしよう。約束だぞ、いつか。」

叶うかどうかわからない約束を交わして 血盟城に帰還した。





FIN

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◇あとがき◇

タイトルみて 餃子を食べたくなった人。ハーイ!
ジャパニーズバドミントン 思い付いた人 シーン。

なんちゃって でもね、マジで王将食べちゃった。
お店のはあんまり羽根ないけど、
スタンプあと2個で500円引券に

あ、王将って全国ワードでいけますか?
スーパーに売ってる自分で焼く王将の餃子は羽根付きになるよね。
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