無印
□帝国学園のお姫様
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燃え上がる炎
煙にまみれた部屋
右も左もわからない
熱くて、苦しくて、
こんなに苦しいのは嫌
いっそ楽になりたいとさえ思う
「紅っ!!」
「次郎っ!!」
私に差し出された手をとる
そうだ、死ぬわけにはいかない
生きるんだ
私には、次郎がいるんだから
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