GO

□嫉妬してる
1ページ/4ページ










ジャンヌダルクとミキシマックスした
蘭丸はすごくキレイで、美人だった





蘭丸はもともと整った顔してるし
男にしておくには勿体無いくらいに
美人なのは認める






女子にモテるのもわかる
見た目は可愛い女の子なのに
中身はけっこう大雑把な男の子なのも
知ってる






なんのケアもしてないのに髪はキレイで
肌もつやつやで、体も引き締まっていて
毎晩寝る前に髪や肌のケアに時間をつかい
太らないように甘いものを控えている私の努力がバカらしくなるのもこの際許す






「…」

「紅」

「なに」

「怒ってるだろ」

「別に怒ってない
何?蘭丸は何か私が怒るようなことでも
した覚えでもあるの?」

「…ない」





イライラがつのる
そうです、私怒ってるの
あなたに怒ってるの
原因はあなたにあるの
でもそれは単なる私の嫉妬
あなたは悪くない



そう、別に蘭丸は悪くない
私が勝手に嫉妬してるだけ
どうせこんなに好きなのは私だけ
蘭丸は私のことなんて何とも思ってない





あなたにはわからないの
恋人がモテるという苦悩が
嫉妬なんてしたことないでしょ?
だって誰も私のことなんて好きになる
心配なんてないものね
むしろ蘭丸が私のこと好きに
なってくれたことが私にとっては奇跡





だから、あなたにはわからない







.
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ