レジェンド
□酔いどれlady
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紅は料理が本当に上手で
テーブルに並んだディナーも
どんどん進んでしまう
「んー、美味しい」
「紅、あんまり
飲みすぎるなよ?」
「大丈夫、もし明日ぐでーって
しちゃってもお休みだもん」
「お前、誕生日そうそうに
二日酔いでつぶれるつもりか?」
紅はよほどワインが
気に入ったのかどんどん飲み
ほとんど1人で開けてしまった
「大丈夫か?紅?」
「へーきへーき
すーっごく美味しいワインだった
ありがとう次郎、だーい好き」
顔を赤くしながら笑顔で言う紅
意外と酔いやすいようで
イスから立とうとするとフラフラだった
「紅?!
ったく、片付けは俺がやっとくから
横になってろ、な??」
「はーい」
紅を抱き上げベッドに降ろす
「待って、次郎っ」
「んぁっ?!」
ベッドに降ろした紅に
ネクタイを引かれ彼女に覆いかぶさるようになった
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