短編

□夢小説あるある2
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…続いちゃいました。
(2017年6月17日に執筆)

いやね?
長兄松だけっていうのは勿体ないな…と。ネタを探したら案外あるな…とも思ったわけです。


「チョロ松とー」

「一松の」

「「夢小説あるあるパート2」」

『を、お送りしたいと思います』

「…うん。何でパート2やろうと思ったの?」

『ですから君達のお兄さんだけじゃ勿体ないなと思ったのと、ネタがいくつか思いついたからですよ』

「おそ松兄さんのギャラさ……ビール1箱(24本)だったよね。クソ松は梨って、出演料が現物支給てなんなの」

『おそ松さん達は割りと嬉しそうでしたよ。この短編に付き合ってくれましたら、一松さんには猫缶1ヶ月分を、チョロ松さんにはにゃーちゃんのブロマイドを…』

「「精一杯やらせて頂きます」」

『現金な貴方達が私は好きです』



夢小説あるある其の1

最強美少女設定



『……まあ、仕方ないですよね?』

「うーん……RPG物で弱すぎてすぐゲームオーバーも面白いけど、それじゃあ話が続かないもんな。あと弱くても美少女なら周りに助けて貰えるっていう利点もある」

「それにどこか可愛い所がないと話が進まないでしょ。ブスと恋愛できる?出来るわけないでしょ。クソ松は分かんないけど」

「「というか美少女と付き合いたいんで、大歓迎です!」」

『………………え。お二人とも美少女と付き合えると思ってるんですか?』

「は?これ夢小説でしょ。可愛い子がもちろん主人公でしょ。ということは僕にもチャンスがあるわけでしょ?」

『……』

「え、何で黙ってんの?」

「………チョロ松兄さん、俺達は夢を見すぎていたのかもしれない。全ては管理人の赴くまま…ギャグ志向なら俺達に未来はない!」

「そんな…!でも当サイトの長編のシスコンは美人、あやかし半分も整っているし、運命の人も超可愛い、夢の中の君シリーズも多分可愛い……可愛い子ばっかりじゃん!この四つはギャグはあれどもちゃんと恋愛に発展するだろ!?」

「その内の二つはクソ松のやつが相手ってどうなってるんだコラァア…?しかも他のもクソ松贔屓してんだろ。」

『……私は箱推しデス。いつかは一松さんやチョロ松さんお相手の長編を書けたらいいな〜とは思ってますから』

「それ本当に書くのか!?」

『短編では書いたじゃないですか!気力があれば書きますとも!』

「気力ぅ〜?気力の問題なの?ちょっと僕、そういうの信用ならないんでここに拇印……押してもらえるよね」

『いや………それは確約出来ないというか。あの、あれです。まだシスコンとあやかし半分のオチは決まってませんからお二人とも頑張りましょう』

「シスコンじゃ僕に勝ち目ない!!だって現時点じゃ嫌われてるし、むしろこの長編は誰も結ばれないという結果もあり得るんだぞ!?」

「あやかし半分もシリアス気味で夢主がパッタリ死んじゃいそう……誰も結ばれないバッドエンドだね。終わった。もう終わったよこれ。」

『(基本的にハッピーエンド志向なので、よほどの事が無ければバッドには……たぶん、ならないと思う。たぶんね)』




夢小説あるある其の2

ヒロインは鈍感


「……丁度いい鈍感てある?」

「シスコン主が丁度いいんじゃない?妹という壁が良い感じに鈍くしてると僕は思うよ」

『典型的な鈍さでいうと、運命の人主がそうですね』

「あーそれね。まあ可愛ければ全部許せちゃいますけど……俺達童貞なんで」

「童貞関係あるか?」

『こういう鈍さはダメだなぁ……て思うことあります?私は全然鈍くてOKなんですけど、また兄弟が典型的過ぎるのは駄目だって……例えばこれですね』

【俺……お前の事が……!】

【うん?】

【……何でもない】

『……普通の人なら察せるよと』

「そだね。お前の事が!まで言ってたらそりゃあね」

『私の小説の中にある運命の人だったらこのシーンですかね』


──────
────
──

「真澄…」

『はい?』

「好きだ」

「「ブハッ!!」」

溢れでてしまった本音に今更後悔しても遅かった。本当にポロリと零れて、彼女に言ってしまったんだ。

『私も好きですよ』

「「ハァ!?」」

「え、ええ!?」

『だって私たち友達…ですよね?好きじゃなかったら友達なってませんよ』


──運命の人《恋と減らない敵》より


「あー……なるほど。でも出会ってすぐに付き合うなんて芸当、僕達には無理でしょ。一目惚れでもちゃんとお互いによく知り合って、それからデートは五回くらいして気持ちが通じ始めたところで」

「でも……この運命の人って、チョロ松兄さん御愁傷様感半端ないよね」

「……」

『(あ、落ち込んだ)これ実は私の友達がベースなんですよ。異性から好き好きアピールされているのに全く気付いてない子がいるんです。もう本当にヒロインかよってくらいには』

「……実は分かってて言わせてるとしたら?」

『………やばい。今まじで鳥肌立った。でも私はあの子を腹黒にしたくない。ネタにはしても、腹黒ではないと信じてるの!』

「友達をネタにしてたんかい!」

『(復活はやっ……)人間観察は大事ですよ。想像だけじゃ書けないものです。シスコンだって私の家族からネタを収集して、反映させようと頑張ってるけど妹の影の薄さを見てたら「あれ?これ本当にシスコンか?」と時々思っては無視して書いてる』

「それあまり反映されてないよね」

『……とまあ、何かこの鈍感はちょっとなって事あります?』

「(流したな)……僕は無いかな」

「焦らしプレイですね。それはそれで良いんじゃない?」

『焦らしプレイじゃないですから。それに鈍感過ぎて想いが伝わらない……一松さんが積極的に行動出来なかったら一生結ばれないですね』

「ぐぅふっ!」

「いちまつぅぅううう!ちょ、管理人!一松は繊細なんだからもっと丁寧に扱って!」

『丁寧に扱えって………。でも大丈夫ですよ。そこまでの鈍感を兼ね備えた強者はたぶん書かないと思いますから』

「さっきから《多分》とか《だったらいいのに〜》なみたいなの多いな管理人」

『仕方ないでしょう。私の小説はプロの方々がやるようにプロットを立てて話の筋道を作ってから書くのではなく、突発的なものの方が多いのですから』

「そうしてぐだるんでしょ」

『…面目ございません』



夢小説あるある其の3

黒歴史になるの?



『今はイキイキと書いてますけど、これが10年後の私からしたら黒歴史になってたりするんですかね?』

「それ俺達に飽きたって事でしょ。10年後俺達を見捨てるの?」

『いやいや見捨てませんよ!おそ松さんほど面白いアニメは……他にもありますけども』

「え、見捨てるの?」

『DVDとCDは手放せません。それは絶対に誓います。後世の人に残す所存であります!でも小説は私のプライベート時間が確保されている場合しか進められないので、今後どうなるか分かりません。でも長編は必ず完結させてから終わりたい』

「そうして黒歴史となるんですね。分かります」

『いやいやまだ分かりませんから!』



夢小説あるある其の4

名前呼びについて


『ぶっちゃけキャラに早く名前を呼ばせたい、ただそれだけです私の場合は。それに六つ子は大抵名前で呼ばないと松野ワードがゲシュタルト崩壊しちゃいます』

「僕らは仕方ないよね。それにフルネームはあっても松野だけで呼ばれるのはあまり無いかも」

「俺達の場合、デリカシーない長男にクソナルシーの次男が上にいるから自然と名前を呼ぶのに抵抗ないし……。僕ですか?皆が言うから乗っているだけですよ」

『でもたまにはじっくり距離を縮める系をやりたいんですよね。長いスパンを経て、苗字呼びから名前に変わるあのトキメキを味わう小説も書いてみたいです』

「うんうん確かに。何事も初心に戻ってやるのは大事だと思うよ」

「……と言う事は今度は学生ものっすか?」

『それはどうでしょう?新たにBLものも執筆し始めてしまいましたから』

「この話題触れるの止めとこうと思ったんだけど、BLどうしたオイ。ノーマルじゃなかったのか」

『これもおそ松さんファンの集まりにより、私もそっち側についに片足踏み込み始めた次第です。何か男同士による苦悩が普通の恋愛より美味しげふんげふん。何かドキドキしちゃったんですよね』

「……これ、オチが誰になるんだろう」

「長男に押し付けとこう。うん。それが一番丸く収まるね。アイツなら「お兄ちゃんは変態でも何でも受け入れてやんよ!」みたいなこと抜かしてるし」

「名案ですわ〜」

『さて四つ出た所で今回の夢小説あるある2はこれにてお開きです!』

「まだやるの!?」

『ネタが上がり次第、今度は末松さん達にバトンタッチして終わりたい』

「あー……分からなくもない。中途半端は気持ち悪いよね」

『それでは皆さん』

『「「おそまつ!」」』

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