一私の使命―

□学校帰り
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私は鈴蘭。薄桜鬼が無いと生きて行けないくらいそれにハマってしまった、公立高校の1年生。

この春受験を終えてこの高校に入ってきた。最初は、正直友達できるかなとか勉強とかすっごい心配だったけど、特に気になる事も無いしいいかなって思って__贅沢いうなら薄桜学園に入学した(i……

結愛「鈴蘭!!」

鈴蘭「う"わ"っ!!何なの結愛!?」

そう。たった今私の背中に飛びかかってきたこの子は何を隠そう私の大親友、そして薄桜鬼と言うアニメを教えてくれた結愛である。

中学2年生のクラスで一緒になって、仲良くなってから毎日バカみたいに薄桜鬼で騒ぎまくってた。嬉しいことに高校まで一緒になって、私は毎日かなりこの子に救われていると思う、うん。

結愛「へへっ、びっくりした?なんで窓の外見てぼーっとしてるの?あ、も〜し〜か〜し〜て〜?
沖田さんのこと考えてたでしょ??」

相変わらず勘の鋭い子だ。私は沖田さん大好きな女子なのだ!((`・ω・´)

鈴蘭「(ぎくっ……あんなシリアスな事と薄桜鬼の事考えてたなんて言ったら絶対バカにされる!)ど、どどとどこにそんな証拠があるの!?」

結愛「証拠なんて、鈴蘭の顔みたらすぐに分かるよ。顔真っ赤じゃん(ほっぺたつんつん)」

―はい。考えてました。

やっぱりこの子には適わないなぁと思って降参したように大きく溜息をつくと丁度いいタイミングでチャイムが鳴った。

鈴蘭「(!ナイスタイミングっ!)」

結愛「あっ、ちょっとまだ話が……!」

私はそのまま結愛の拘束(?)から逃れるようにして校門へと走っていった。
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