一私の使命―

□私、沖田さんの小姓です!
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その次の日。

私は土方さんから用事があると言われて副長室に呼び出された。

土方「お前は今日から、身柄を新選組預かりとする。だが、女が屯所の中にいると世間に認識されると厄介なんで、暫くの間は男装してて貰えねぇか?」

鈴蘭「あっ、はい!わかりました…」

土方さんの言い分はよくわかる、なんせ私は『預かってもらう』身だ。

我儘なんて言えないことは分かっている。

鈴蘭「後、土方さん……」

土方「ん?なんだ?」

鈴蘭「私って、こんな格好のままでいいんですか?」

私は学校の制服のままだった。このままの格好でこの時代に居続けるには無理があった。かと言って、着物など持ち合わせている筈も無い……

土方「そりゃあそのままの格好じゃいい訳ねぇだろ……だがなぁ…
そうだ。誰かに借りろ。平助ならお前と身長は同じくらいだからなんとかなるだろ。」

鈴蘭「分かりました、後で平助君に頼んでみますね。」
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