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*マギ*


天空に舞散る幾重にも連なる大いなる星々よ


遥か彼方に在りしその眼で
その身を焦がし何を魅やるか


幾万にもなる運命と宿命と意義をもたらし
何を示し何を詠うか


孤高で至高の虚空で空虚な一輪の
淡く綻び華咲き誇る儚き一縷の剣


頑なに止まっていた歯車が今粛々と
マギに導かれ走り出す


これは幾つもの欠片が束ねられし泡沫随想録なる書物。





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*曇天に笑う*


余多の昊に輝く大いなる星々よ


天地揺るぎし開闢の時
天翔る龍の閃きが大地に降り注ぎて
宿命の楔が絶ち斬らん


我命ある限り曇天の旗本にて
その孤高且至高の価値を在らんとす


いざ行かん
我らが最たる古の泡沫り






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