色々な松

□愛故に。
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兄弟を皆平等に愛していた。
頼れる兄と可愛い弟達。
大切な家族。
家族として、兄弟として、愛していた。筈だった。

俺はいつからこうなったのだろうか。
あいつが他の兄弟と話しているだけで黒い黒い感情が心を埋める。
他の兄弟が触ろうものなら、その手を切り落としてしまいたい衝動に駆られた。


そして気付いてしまった。
これの感情が、恋だということに。
自覚した真っ黒い恋心は大きくなり、流れゆく川の如く溢れ出る程に膨らんだ。


兄弟を皆愛している。ー・・・お前を1番に愛している
頼れる兄と可愛い弟達。ー・・・邪魔な兄と可愛いお前
大切な家族。ー・・・大切な想い人


苦しくなるほどに愛してしまった。兄弟を。
可愛い弟だと思っていた。なのにもう弟して見れなくなっていた。




愛しくて愛しくて、愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて愛しくて。



俺の物にしたい。
なぁ?お前も俺の物になりたいだろう?





チョロ松
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