色々な松
□君は君のままで
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「なぁー一松ぅー!」
「なに?おそ松兄さん」
「セ〇クスしようぜ!!」
部屋の隅で猫と戯れている一松の方へ四つん這いになって満面の笑みで近寄るおそ松。
その言葉にはぁ!?と声を荒らげると猫は吃驚したのか窓からスタタと逃げていった。
「いや、何言ってんの・・・こんな昼間から出来るわけ・・・」
「いいからさぁ・・・なぁ?一松」
そう言いながら一松のパーカーに手を忍ばせ手を這わせる。
ゾワゾワとしたその感覚に一松は顔を赤く染めた。
「だ、れか帰って来たら困るし・・・っ」
「だーいじょうぶ。部屋の外にあの立て看板置いといたから」
空いてる手で親指を立てニッと笑う。
「で、も・・・っ」
「もーどうせノリノリになるんだから黙ってて?」
そう言うと一松の唇を塞ぎ舌を割り込ませた。
忍ばせた手で胸の突起を探し当てクリクリと捏ね回すように弄り始める。
一松の肩が大袈裟にビクつき吐息が漏れた。
舌で歯列を擽るようになぞり、舌をちゅぅと吸い上げる。
「ん、ふっぁ・・・」
おそ松は薄く瞳を開け一松を見つめた。一松は固く瞼を閉じ眉をハの字に下げ顔を真っ赤にしながらもおそ松の与えられる快感に耐えながら舌を絡ませてくる。
(煽るねぇ・・・お兄ちゃん、止まんなくなっちゃうよ〜?)
舌を甘噛みして唇を離せば一松は、はっはっと短い感覚で息を荒らげる。
その様子をニヤニヤと笑いながら一松のパーカーをガバッと脱がせ手首の所で絡ませれば一松の腕の自由は効かなくなった。
「ちょっ・・・何すんのっ」
「一松最初抵抗しちゃうから〜その予防、みたいな?」
ニコッと笑いながら一松の首の後ろを支え胸元にある手にグッと力を入れ優しく押し倒す。
そのまま胸元に顔を埋め片方の突起をチュル、と舐めた。
「ひぁっっ!」
「女みたいな声出てんぞ?一松」
一旦口を離し見上げる様に一松を見つめれば真っ赤な顔を更に赤く染め一松は顔を逸らした。
それを合図に再び突起に舌を這わせ指で弾く様にもう片方の突起にも刺激を与える。
「んんっあっ、はっあ・・・ぁっあ!」
「一松ぅなーんか当たるんだけどー?」
おそ松の太股を押し上げる様に主張するソレを膝でグリッ、と押す。
「ひにゃあっ!?」
全身をビクンッと震わせると一松の瞳にじわじわと涙が溜まっていく。
膝に生暖かい感触が広がる。
「えぇ?一松もしかして〜イったの〜?
かんわいぃ〜」
ニヤニヤと笑うおそ松を弱々しく睨むもおそ松はそれに笑って返し、下へ移動し一松のズボンと下着をズル、と脱がせた。
ネチャ、と糸を引く精子にゾクゾクとした感覚を覚えながらソレに指を這わす。
「ぁっだめ・・・いま、さわっちゃっ」
「んん?イったあと触られんの、好きだろ?」
指先についた精子を見せ付ける様にペロりと舐めれば一松の表情が崩れていく。
(あぁその堕ちる瞬間の顔ほんと好き)
舐めた指を丁寧に舐めて濡らし一松の穴にジュプ、と埋め込む。
興奮してるからかソコはすんなりと指を受け入れた。
「俺さぁほんと思うんだよね。一松が男でよかったって」