末松

□むかしむかし
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僕には5人の兄がいる。
長男は三男と、次男は四男と、五男の十四松兄さんは僕と付き合ってる。

ま、そんな前振りどうでもいっか♪

「ねぇ十四松兄さん」

「なぁに?トド松」

十四松兄さんは2人きりの時は僕のことをトド松って呼ぶ。皆がいる時はトッティなのに。どうして分けてるのかは分からないけどなんだか照れくさい


「んー、なんか昔思い出してさー」

「昔ー?」

首をこてんと傾げて僕を見る十四松兄さん。うん、と頷いて言葉を続ける。


「ほら、僕がチンピラに絡まれてさ、兄さん達が助けに来てくれたこと、あったじゃん?」

「そんなこともあったねー」


そう、昔僕は1度だけ他校のゴロツキに絡まれたことがあった。

「確かおそ松兄さんと間違われたんだよねー」

「全然似てないのにね!」

あははーと笑う十四松兄さん。
他の人からしたらほぼ一緒なんだろうけど。


そういえばあの頃から喧嘩で背中を預けるペアって・・・今のペアと同じだったような・・・。

ちなみに喧嘩が1番強いのはおそ松兄さん。2番目はカラ松兄さんで、3番目が十四松兄さん。一松兄さんとチョロ松兄さんは同じくらいで僕は1番弱かった。
て、言ってもそこらの雑魚には負けないけどね♪


「思い出すなーあの時のこと」



んじゃっ、回想タイム!入るよー?
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