色々な松

□ヘタレてる場合じゃない!!
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「っトド松・・・!お前どういうつもりだよ・・・!」

「ん〜?何が〜?」


廊下に出てトド松を壁に追いやり顔の横に手をドンッと置く。
ニコニコとした笑顔のままのトド松に言葉を詰まらせる。

なんなの、何とも思わないとでも思ってるの・・・


「チョロ松兄さん〜?言ってくれなきゃ分かんないよ〜?」

「っ、・・・あーゆーこと、すんなよ・・・。一応付き合ってんだしさ・・・僕だって、嫉妬くらい・・・する、し・・・」


口篭りながら何だか居た堪れなくなって視線をフイ、と逸らしてしまった。
するとトド松がクス、と笑い出した。

「な、んだよ・・・っ!?」

「やっと嫉妬してくれたかなぁ?って♪」


チラ、とトド松の方を見ると少し頬を染めたトド松がふわりと笑う。
チョロ松兄さんなかなか言ってこないからぁ〜と口を尖らせている。


「・・・嫉妬させたかったの?トド松は」

「うん!♪」


こくんと頷きながら満面の笑み。
僕ははぁとため息を吐いてトド松と向き合った。トド松はこてん、と首を傾げている。
ニヤ、と笑いちゅ、と口付けを落とした。すぐ様顔が真っ赤に染まっていくトド松。え?え?なんて言って戸惑ってる。
そんなトド松の耳元に唇を近寄せ囁いた。




「俺、嫉妬深いから気をつけた方がいいよ・・・?トド松」


ビクッと肩を揺らしたトド松の唇にもう1度口付けを落として抱き締めた。






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