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□聖騎士育成計画-ロイヤルナイツ de 水戸黄門-
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ロイヤルナイツ de 水戸黄門

まずはじめに
某国民的時代劇をロイヤルナイツのあいつらが演じてみる
とこうなるんじゃないか?というのをネタにした小説です。
お口に水を含みながらの視聴は危険ですのでごゆくりと。






ここはデジタルワールドのとある時代劇みたいな施設。


ジャンジャカジャンジャカジャン〜(人生楽ありゃ苦もあるさのBGM)

「どうしてこの俺がこんな役を…」

と愚痴る聖騎士の名前はアルファモン。
どうやら彼は水戸黄門の「助さん」の役を担当される羽目になったのだ。
これも全て時代劇オタクのガンクゥモンのせいだ…とぶつぶつ言いながら
助さんの役作りに励んでいた。

アルファモンは事前に用意されていた紙切れに書いてあった
助さんの設定の覚書みたいなのを読みはじめた。

助さん 佐々木助三郎か。
水戸黄門御一行である水戸黄門、助さん、格さんの三人衆
の中の一人でイケメン設定である。

「ん?イケメン?俺にピッタリじゃないか!」

と読んでいたのだが、
最後あたりに書いてあった「女好き」
という文章を見て

「おいこらどうゆうことだ


ガンクゥモン!

そもそもデジモンに


なんてねえじゃねぇか!!」

と水戸黄門の衣装をノリノリで着こなしていた眼の前にいる
ガンクゥモンに問い詰め始めた。するとガンクゥモンは

「ならかげろうお銀の役でもやるのか?アルファモン?
まああっちは入浴シーンがあるから風呂好きなお前にはあってる
かもしれないな!」

「そうゆうもんだいじゃねーよ!!」

わめくアルファモン、その瞬間!

「ひかえろぉおおおおおおおうううう!!」


と、発狂するアルファモンの目の前に
印籠を片手に格さんの格好に扮したオメガモンが
そこに現れたのだ。だめだこのロイヤルナイツ早くなんとかしろ。

「お、オメガモン、お前、なんでそんなにノリノリなんだ!」

とアルファモン、するとオメガモンは

「決まってるだろうアルファモン!
この印籠を毎週月曜日の夜8:45分にとりあえず掲げれば
お決まりのあのシーンで高視聴率が取れる!
そして視聴率が高くなればデジモンシリーズの新作が始まり、
我々の出演のチャンスが出る!これほどいい機会はないだろう!」

と、テンションを上げていたが、
対するアルファモンは呆れ顔でこうボソりと言った。

「そもそもテレビ局違うじゃねーか!」






【後書き】
ロイヤルナイツの水戸黄門…どうなる?
後アルファモンの口調がああなったのは
いろいろな人のロイヤルナイツ小説を
参考にしたからかもしれない(責任転嫁

第二話はもっとカオスな部分が入りますので、
引き続き応援よろしくです。

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