ロイヤルナイツ de 水戸黄門まずはじめに
某国民的時代劇をロイヤルナイツのあいつらが演じてみる
とこうなるんじゃないか?というのをネタにした小説です。
お口に水を含みながらの視聴は危険ですのでごゆくりと。
ここはデジタルワールドのとある時代劇みたいな施設。
ジャンジャカジャンジャカジャン〜(人生楽ありゃ苦もあるさのBGM)
「どうしてこの俺がこんな役を…」
と愚痴る聖騎士の名前はアルファモン。
どうやら彼は水戸黄門の「助さん」の役を担当される羽目になったのだ。
これも全て時代劇オタクのガンクゥモンのせいだ…とぶつぶつ言いながら
助さんの役作りに励んでいた。
アルファモンは事前に用意されていた紙切れに書いてあった
助さんの設定の覚書みたいなのを読みはじめた。
助さん 佐々木助三郎か。
水戸黄門御一行である水戸黄門、助さん、格さんの三人衆
の中の一人でイケメン設定である。
「ん?イケメン?俺にピッタリじゃないか!」
と読んでいたのだが、
最後あたりに書いてあった「女好き」
という文章を見て
「おいこらどうゆうことだ
ガンクゥモン!
そもそもデジモンに
性別なんてねえじゃねぇか!!」
と水戸黄門の衣装をノリノリで着こなしていた眼の前にいる
ガンクゥモンに問い詰め始めた。するとガンクゥモンは
「ならかげろうお銀の役でもやるのか?アルファモン?まああっちは入浴シーンがあるから風呂好きなお前にはあってるかもしれないな!」「そうゆうもんだいじゃねーよ!!」
わめくアルファモン、その瞬間!
「ひかえろぉおおおおおおおうううう!!」
と、発狂するアルファモンの目の前に
印籠を片手に格さんの格好に扮したオメガモンが
そこに現れたのだ。だめだこのロイヤルナイツ早くなんとかしろ。
「お、オメガモン、お前、なんでそんなに
ノリノリなんだ!」
とアルファモン、するとオメガモンは
「決まってるだろうアルファモン!
この
印籠を毎週月曜日の夜8:45分にとりあえず掲げれば
お決まりのあのシーンで高視聴率が取れる!
そして視聴率が高くなればデジモンシリーズの新作が始まり、
我々の出演のチャンスが出る!これほどいい機会はないだろう!」
と、テンションを上げていたが、
対するアルファモンは呆れ顔でこうボソりと言った。
「そもそもテレビ局違うじゃねーか!」
【後書き】
ロイヤルナイツの水戸黄門…どうなる?
後アルファモンの口調がああなったのは
いろいろな人のロイヤルナイツ小説を
参考にしたからかもしれない(責任転嫁
第二話はもっとカオスな部分が入りますので、
引き続き応援よろしくです。