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□嫌な予感しかしないシリーズ
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ここ嫌な予感しかしないシリーズその1
「俺たち…入れ替わってるぅ〜」

ここはデジタルワールドのとある公園だが、
なぜだが立入禁止のテーピングがあちこちに
張られていて入れなくなっている。

だがデジモンとは愚かな生き物で、
「立入禁止」と書かれてしまうと
どうも気になって見てしまうもの。
いわゆる「アマノジャク」というものかもしれない。

公園には
スレイプモンとマグナモン、
そして後方にはクレニアムモンが待機していた。

「なんか嫌な予感がするぞ、マグナモン、クレニアムモン…
まさかまたガンクゥモン一味
(ガンクゥモンとシスタモン姉妹)が
なにか企んでいそうだな」


と、顔から汗を吹き出すスレイプモン。
だがクレニアムモンは冷静に

「ならこの私が先陣を切って参ろうか?」

と言ってきたので、二人は
「おねがいしまーす」
と頭を下げてクレニアムモンに先に
行ってもらうことにした。

だが悲劇は既にそこから始まっていた。

「ぬああああああああああ!」

向こうからガンクゥモンの悲鳴がこだました。
もう嫌な予感しかしない。だがロイヤルナイツ仲間である
クレニアムモンをこのまま見捨てるわけにはいかない
二人はクレニアムモンの後を追い、そのまま
立入禁止のテーピングをまたいで走っていった。

「だから宣告だろう?
立入禁止といったはずだが」

聞き覚えのある声が聞こえる…
ガンクゥモンだった。


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