smbr男主長編
□いつ?
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僕はただ、崩れていく心の音を聞きながら、無力な自分を呪った。
時間をかけて累積されたものに、押し潰されることしか出来なかった。どんなに進み続けようと、そうありたいと願っても、それが無理なんだという事は、もう自分が一番よくわかっていた。
終わりへ進み出した日。……否、本当は、ずっとずっと前から悲鳴をあげ続けていたものが、遂に限界を迎えてしまった日。
それが僕の、大好きな貴方との日常の、終わりの日だった。
いつ?
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