◆Rap Boys◆

 


Hpmi夢のいろんな設定妄想をぶちまけるステージです。

ただ自己満につぶやいておりますので、苦情などはお控えください。

大丈夫な方は、そのまま下へ。

苦手だコノヤローな方は、右回れですぞ!





 
◆簓夢. 

「……さむ。んー……ん? んん? ちょ、どこいったって……すみっこにおった。もーすみっこぐらしせえへんでも、簓くんおるやん」
「ん……」
「はあー……あったかいわあ。これで寒さしのげるわ」
「……」
「……。にしても熟睡しすぎやろ! 生きた屍かちゅうねん。そんなこには、いたずらしてしまいますよーって」
「ささらうるさい」
「あだ!?」
「……ふん」
「なにすんねんって、またそないすみっこで寝てー」


2020/03/29(Sun) 09:38 

◆左馬刻夢. 

非常にまずいことになった。

なにがまずいかって深夜にうっかり裏社会区域に踏みこんでしまったようで、土地勘のない場所なうえに道がわからず駅にすらたどり着けずにいた。

とりあえず、いつまでも裏路地で身を潜めている場合じゃない。

早歩きしていれば、危ないひとにはあたらないであろう――

「ぶ!?」

「だ! ……どこ見て歩いてやがる! この糞が」

あ――死んだ。

意気込んで人混みにでてみた結果が、目のまえには銀髪でしかも目つきの悪いチンピラさんときたもんだ。

「て……女かよ。次から気いつけろ」

身体にぶつかったと同時に掴まれていた胸倉から手が消え、わたしはその場に座りこんでしまった。

だ、駄目だ。恐怖で腰が抜けてる。

こんなことなら、やっぱり朝になるまで路地裏に隠れてればよかった。

「おい。いつまでそんなところで、へばりついてやがんだ」

「ひい!? すみませんすみません! 腰が抜けてたてないだけなんで、ほおっておいてくださいいいい」

次から次へと――!

地面にへばりつきながら、後悔しているまもなくまた怒鳴り声とともに片腕を引っ張られ必死に謝った。

「腰が抜け……チッ。しゃーねえなあ」

「へ?」

このひといまさっきのチンピラ!?

なんでまたここにいるの?

さきほどぶつかったチンピラが視界にはいり、この場からたち去ってなかったのかと困惑する。

「い、おい! どこに行きてえんだ」

「い、逝きたくないです! お願いですから殺さないでくださいっ」

いまどきのチンピラって、どこに逝きたいんだとか聞くの!?

今度こそ殺されるのかとパニックに陥りながら命乞いをした。

「……ぶ! くくくっ」

――ん? んん?

なぜ爆笑しているんだろうか?

なぜかチンピラさんは腹を抱えながら爆笑していた。

「おまえおもしれえな。べつに命とったりしねえよ、安心しろ」

一息吐いて涙を拭きながらひとのことをおもしろいとか、なんてひとなんだ!

こっちは命をとられまいと、必死におねがいしたというのに。

しかもどこに逝きたいかとか聞いたくせに、命とったりしねえよとか。

「で? ここにずっと地面にへばりついてんのか、それともどっかに行くつもりなのか。はっきりしやがれ」

「……駅に……行きたいです」

あ――そういう意味だったか。

恐怖のあまりとんだ勘違いをしていたと気づき、つぎはべつの意味でひや汗をたらした。

「駅だな」

「ふええええ!?」

「るせえなあ。間抜けな声だすな! 地面に投げ捨てられてーのか」

「ひいっ!」

いきなり肩に担がれたら、誰だって驚くでしょうが――!

2020/03/29(Sun) 01:23 

◆左馬刻夢. 

「チッ」
「……。よしよし」
「……」
「ふふ……ふ!?」
「犬みてえに俺様の頭わしゃわしゃ撫でんな!」
「ひっ」


2020/03/28(Sat) 23:35 

◆簓夢. 

「はあー今日も疲れたわー」
「ぐえ!」
「癒していうまえに、なんちゅう色気のない声だして……」
「誰のせ、い、だ! 誰の」
「あだーっ」


2020/03/28(Sat) 17:36 

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